『ダークゾーン』(上・下) 貴志 祐介 | たまらなく孤独で、熱い街

『ダークゾーン』(上・下) 貴志 祐介

ダークゾーン 上 (祥伝社文庫)

ダークゾーン 上
著者:貴志 祐介

(祥伝社文庫)

初版:2013年9月5日

(2011年2月に祥伝社より刊行)

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ダークゾーン 下 (祥伝社文庫)

ダークゾーン 下
著者:貴志 祐介

解説:大森 望

(祥伝社文庫)

初版:2013年9月5日

(2011年2月に祥伝社より刊行)

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軍艦島を舞台にした人間将棋ならぬクリーチャー将棋7番勝負。

恋人や友人知人が駒になっているが、取られると(殺されると)痛みを伴った死が待っている。

永井豪の「真夜中の戦士」を思い出すが、言及されてた。

将棋の戦いに似た戦法や心理戦は面白いが・・・。

何のための勝負なのかの鍵を握る「過去」の出来事が、本人には切実だがは読者にそれが届かないのが辛い。