『哀しみの街の検事補』 ロブ・ルーランド | たまらなく孤独で、熱い街

『哀しみの街の検事補』 ロブ・ルーランド

哀しみの街の検事補 (扶桑社ミステリー)

哀しみの街の検事補
著者:ロブ・ルーランド

訳者・後書:北澤 和彦

(扶桑社ミステリー)

初版:2004年4月30日

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2001年の作。

たしか古書店でなんとなくタイトルに惹かれて購入したんだった。

ブルックリンの貧しいアパートの一室で14歳の黒人少女が射殺され、その前後に男が立ち去ったらしい。

担当の検事補は自分の不注意で幼い愛娘を死なせてしまい、妻には去られ悔恨と泥酔の日々。

当然ながら明るい話にはなりようもないが、どこか突き抜けている雰囲気もあってなんとか読ませます。

主人公の検事補にはイライラさせられまくりでしたが。