『世界の涯ての夏』 つかい まこと | たまらなく孤独で、熱い街

『世界の涯ての夏』 つかい まこと

世界の涯ての夏 (ハヤカワ文庫 JA ツ 4-1)

世界の涯ての夏
著者:つかい まこと

インタビュウ:高槻 真樹

(ハヤカワ文庫JA)

初版:2015年11月25日

Amazonで詳しく見る by G-Tools

これは素晴らしい。

少し『グラン・ヴァカンス』をイメージしてしまったが。

突如現れて膨張し続ける〈涯て〉。

それを抑えるために老人は少年時代の特別な夏の日を回想する。

あの夏に出会った<ミウ>は何者なのか。

なぜミウとの思い出だけが鮮明なのか。

SFは「少年」や「時間」や「夏」と相性がいいですね。