『あがり』 松崎 有理
あがり
解説:三村 美衣 (創元SF文庫) 初版:2013年10月31日 (2011年9月に東京創元社より刊行) |
「あがり」
「ぼくの手のなかでしずかに」
「代書屋ミクラの幸運」
「不可能もなく裏切りもなく」
「幸福の神を追う」
「へむ」
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表題作が一番SFぽかったような。
読んでて気になったというか目障りだったのは、カタカナ外来語を排した部分でなく、ここは漢字でいいでしょうと思うのもひらがなにしているところ。
専門用語や漢字がたたでさえ多いので緩和したのだろうけど、私にとっては逆効果でした。
「幸福の神を追う」が予想を外してくれてオチにワラタ。
代書屋ものならネタが続きそうですね(読みたいかどうかは別として)。