『青の炎』 貴志 祐介 | たまらなく孤独で、熱い街

『青の炎』 貴志 祐介

青の炎 (角川文庫)

青の炎
著者:貴志 祐介

解説:佐野 洋

(角川文庫)

初版:2002年10月25日

(1999年10月に角川書店より刊行)

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母と妹との三人暮らしの高校生・秀一。

だが、10年前に別れたはずの義父が押しかけて同居するようになってから、すべてが狂ってしまった。

部屋に籠って酒を飲んでいるか、ギャンブルにでかける義父。

母のため妹のために自分がしなければならないことはただ一つ。

やるからにはと、完全犯罪を目論んだのだが・・・。

やらずに後悔するよりは、やって後悔した方がマシとよく言われるが、果たしてどうなんでしょう。

ラストは切なくて涙腺が緩んでしまいました。