『聯愁殺』 西澤 保彦 | たまらなく孤独で、熱い街

『聯愁殺』 西澤 保彦

聯愁殺 (中公文庫)

聯愁殺
著者:西澤 保彦

解説:氷川 透

(中公文庫)

初版:2010年9月25日

(2002年3月に原書房より刊行)

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西澤保彦も久しぶり。

相変わらず難解な苗字を使いますね。

単なる記号と思えばいいのでしょう。

 

ある女性が面識もない謎の男に襲われてから4年。

とある推理集団が集まって、それを含む事件を『毒チョコ』風に推理を巡らす・・・。

のだが、まずもって推理がスカスカの印象。

結局彼女にとっても推理合戦は不発に終わった感があったのだが、ここからが作者の真骨頂なのか。