『極大射程』(上・下) スティーヴン・ハンター
極大射程〈上巻〉
訳者:佐藤 和彦 (新潮文庫) 初版:1999年1月1日 |
極大射程〈下巻〉
著者:スティーヴン・ハンター 訳者・解説:佐藤 和彦 (新潮文庫) 初版:1999年1月1日 |
1993年の作。
ボブ・リー・スワガーの第一作。
ヴェトナム戦争で伝説の狙撃手として名を馳せたスワガーも、退役後は大自然と愛犬を相手に隠遁生活を送っている。
そんな彼の許に依頼が。
相手はヴェトナムでスワガーを射ち、親友を射殺した憎っくきロシア人のスナイパー。
奴が合衆国大統領を狙撃するという。
スワガーはその場所を特定するために調査し、可能性が一番高い現地へと赴く。
あれ?一件落着?
上巻の半分で終わっちゃうじゃん。
と思ってたら、スワガーも私もすっかり騙されてたようです。
思いもよらぬ展開が待っていた。
ここからがスワガーのターンなのだな。
括目して成り行きを彼に任せようじゃないか。
ラストは拍手喝采ですな。