『地球、この緑の島より』 田中 光二 | たまらなく孤独で、熱い街

『地球、この緑の島より』 田中 光二

地球、この緑の島より―UFOハンター・シリーズ

著者・後書:田中 光二

(文春文庫)

初版:1982年12月25日

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続編もあったので読む。

田中光二を読まなくなったのは、多分ワンパターンに飽きてしまったのかも。

事件などに巻き込まれる男、謎の美女が現れる、懇ろになる、自分の過去に決着をつけるために対決の場へ向かう・・・、という感じかな(もちろん全部が全部こうではないが)。

 

「汚染」された者(解放者)はゲットーを各地に作っていたが、内部は必ずしも一枚岩ではなかった。

集合的意識になったのに何故かな。

途中になにがあってもラストは人類が(あるいは選ばれし者たちが)より高次の存在になるのだろうな、思わずズッコけるオチでも待ってないかな、と読んでいくと、年配者は「~じゃ」若い女性は「~だわ」というセリフ連発にさらに読書意欲が低下。

色々と難儀な読書でした。