『惨劇アルバム』 小林 泰三
惨劇アルバム
(光文社文庫) 初版:2012年5月20日 |
「序章」
「幸福の眺望」
「清浄な心象」
「公平な情景」
「正義の場面」
「救出の幻影」
「終章」
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タイトルや表紙はなんとも言えませんが、各章の見出しはさわやかなイメージがありそうなのですが、読み終えるとギャップに笑っちゃいます。
いっそのことタイトルや表紙も含めて統一感があるものにすれば良かったのに。
この本も会話が多いな。
最近気が付いたのだが、この作者の本は以前から会話が多かったかな。
幸福なはずがいつの間にか反転してしまった家族の悲劇(喜劇?)。
「清浄な心象」と「公平な情景」が実に良かった。