『短篇小説日和~英国異色傑作選~』 西崎 憲・編 | たまらなく孤独で、熱い街

『短篇小説日和~英国異色傑作選~』 西崎 憲・編

短篇小説日和: 英国異色傑作選 (ちくま文庫)

短篇小説日和: 英国異色傑作選
編者・解説・後書:西崎 憲

(ちくま文庫)

初版:2013年3月10日

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「後に残してきた少女」(1958) ミュリエル・スパーク 西崎憲・訳

「ミセス・ヴォードレーの旅行」(1934) マーティン・アームストロング 西崎憲・訳

「羊歯(しだ)」(1910) W・F・ハーヴィー 西崎憲・訳

「パール・ボタンはどんなふうにさらわれたか」(1924) キャサリン・マンスフィールド 西崎憲・訳

「決して」(1928) H・E・ベイツ 佐藤弓生・訳

「八人の見えない日本人」(1967) グレアム・グリーン 西崎憲・訳

「豚の島の女王」(1953) ジェラルド・カーシュ 西崎憲・訳

「看板描きと水晶の魚」(初出不明) マージョリー・ボウエン 西崎憲・訳

「ピム氏と聖なるパン」(1929) T・F・ポウイス 西崎憲・訳

「羊飼いとその恋人」(1937) エリザベス・グージ 高山直之・訳

「聖エウダイモンとオレンジの樹」(1907) ヴァーノン・リー 中野善夫・訳

「小さな吹雪の国の冒険」(1906) F・アンスティー 西崎憲・訳

「コティヨン」(1931) L・P・ハートリー 西崎憲・訳

「告知」(1936) ニュージェント・バーカー 西崎憲・訳

「写真」(1949) ナイジェル・ニール 西崎憲・訳

「殺人大将」(1860) チャールズ・ディケンズ 西崎憲・訳

「ユグナンの妻」(1911) M・P・シール 西崎憲・訳

「花よりもはかなく」(1968) ロバート・エイクマン 西崎憲・訳

「河の音」(1968) ジーン・リース 西崎憲・訳

「輝く草地」(1958) アンナ・カヴァン 西崎憲・訳

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読んでいるときはどれも外堀からジワリジワリと核心に向かっていくような雰囲気があって、読むのが苦痛にさえ感じたが、パラパラと見返すとひとつひとつが印象に残る。

英国の小説は私にはいささか手ごわかったかも。