『試行錯誤』 アントニイ・バークリー | たまらなく孤独で、熱い街

『試行錯誤』 アントニイ・バークリー

試行錯誤 (創元推理文庫)

試行錯誤
著者:アントニイ・バークリー

訳者:鮎川 信夫

解説:宮脇 孝雄

(創元推理文庫)

初版:1972年1月14日

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1937年の作。

復刊と聞いても田舎の書店では手に入らない恐れがあったため慌ててネットで注文したけど、届いた本を見てガッカリ。

文字は小さいし印刷は濃淡があるし、カバーを替えただけかよ。

それとも私が手にしたのは、ありがたくも復刻版かも。

で、1年くらい読む気が起こらなかった。

バークリーは色々と考えますね。

無罪の人が有罪に、有罪の人が無罪にか。

ただ、特に前半が長すぎ。

法廷のあたりが盛り上がったけど、それにしても被害者は殺されて然るべき人かなとモヤモヤが残る。