『解錠師』 スティーヴ・ハミルトン | たまらなく孤独で、熱い街

『解錠師』 スティーヴ・ハミルトン

解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

解錠師
著者:スティーヴ・ハミルトン

訳者・後書:越前敏弥

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

初版:2012年12月16日

(2011年12月にハヤカワ・ポケットミステリより刊行)

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2009年の作。

これは素晴らしい。

以前『ウルフ・ムーンの夜』を読んだ時はパッとしない印象でしたが、失礼ながら大化けしましたね。

8歳の頃のある出来事によって喋ることができなくなった少年はあるとき錠前に興味を持つ。

そしてそのことが後々大きな力を持つとともに、少年の生活にも大きな影響が。

少女との出会いもその後もいいですね。

やや冗長ではありますが文句なしです。