『赤い糸の呻き』 西澤 保彦 | たまらなく孤独で、熱い街

『赤い糸の呻き』 西澤 保彦

赤い糸の呻き

赤い糸の呻き
著者・後書:西澤 保彦

(東京創元社)

初版:2011年8月15日

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「お弁当ぐるぐる」

「墓標の庭」

「カモはネギと鍋のなか」

「対の住処」

「赤い糸の呻き」

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もう西澤保彦を読むことはあるまいと思っていたが、ふとしたキッカケで5年ぶりくらいに読むことに。

無理やり全体を通したテーマをつけるとしたら「妄想」かな。

1編目の女刑事の白昼夢はまだしも、男刑事の方のはなんなの?笑うとこなの?ギャップに驚くの?単なるページ稼ぎとしか思えず萎える。

2編目は毎晩同じところで○○○する奴がおるか、と突っこむ。

3編目の男子高校生の妄想は正しい。

あとの2編は妄想全開ですな。

どれも全然面白くなかったので、今度こそ西澤保彦は二度と読むまいと決めた。