『明日の空』 貫井 徳郎
明日の空
解説:青木 千恵 (創元推理文庫) 初版:2013年4月26日 (2010年5月に集英社より刊行) |
最初に書くけど、全然ダメ。
『慟哭』みたいなのを期待した訳じゃないけど、久しぶりに貫井さんの本を読んでみようと、少しワクワクしながら読みだしたまでは良かったが。
いくら主人公が帰国子女だからって、ある人物の第一印象をわざと書かないとか、氏名とのギャップを無視するとかして、真相はこうです驚きましたかとドヤ顔されても、こちらは『プリズム』を読んだ時以来の脱力感で色々あったことすべてがどーでもよくなってしまって、この作者の他の本を読む気が失せました。