『皇帝のかぎ煙草入れ』 ジョン・ディクスン・カー
皇帝のかぎ煙草入れ【新訳版】
訳者:駒月 雅子 解説:戸川 安宣 (創元推理文庫) 初版:2012年5月25日 (1954年に早川書房より刊行) |
1942年の作。
カーはおどろおどろしいイメージがあって、なかなか読もうという気分になれない。
創元推理文庫の表紙の印象も強いかも。
で、これがようやく2冊目。
向かいの家で婚約者の父親が殺されるが、丁度その時に元夫が来ていたためそのことを言い出せない。
だが状況は彼女に不利に働き容疑者にされてしまう。
トリックは読み終えてみればなるほどと納得ですし、なによりも非常に読みやすくていいですね。