『見晴らしのいい密室』 小林 泰三 | たまらなく孤独で、熱い街

『見晴らしのいい密室』 小林 泰三

見晴らしのいい密室 (ハヤカワ文庫JA)

見晴らしのいい密室
著者:小林 泰三

解説:酒井 貞道

(ハヤカワ文庫JA)

初版:2013年3月25日

(2003年9月に早川文庫JAより刊行の『目を擦る女』の再編集版)

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「見晴らしのいい密室」(「超限探偵Σ」を改題)

「目を擦る女」

「探偵助手」

「忘却の侵略」

「未公開実験」

「囚人の両刀論法」

「予め決定されている明日」

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『目を擦る女』の再編集版。

「脳喰い」「空からの風が止む時」「刻印」の3篇を「探偵助手」「忘却の侵略」「囚人の両刀論法」と差し替え。

さらに「忘却の侵略」も『NOVA1』収録作なので、初読は2篇のみ。

でも、どれもいいんだよな~。

素敵なロジックからもたらされる不思議な雰囲気に酔わされます。

どれかを選べと言われたら「忘却の侵略」「未公開実験」そして「囚人の両刀論法」かな。