『悪夢氏の事件簿』 小林 恭二 | たまらなく孤独で、熱い街

『悪夢氏の事件簿』 小林 恭二

悪夢氏の事件簿 (集英社文庫)

悪夢氏の事件簿
著者:小林 恭二

解説:薄井 ゆうじ

(集英社文庫)

初版:1997年4月20日

(1991年5月に集英社より刊行)

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「悪夢氏最初の御挨拶」

「新・自殺クラブ」

「不死の悩み」

「不成功倶楽部」

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残念ながら期待はずれだったかな。

眠ると悪夢しか見ない「悪夢氏」、悪を体現している「M」。

1編目を読むと、今後も両者間でスリリングな攻防が繰り広げられるのかと思ったが、後のは別に悪夢氏でなくてもいいような。

リアリティを排した物語で作者は何を書こうとしたのか(伝えようとしたのか)さっぱり分からない。