『神を見た犬』 ディーノ・ブッツァーティ | たまらなく孤独で、熱い街

『神を見た犬』 ディーノ・ブッツァーティ

神を見た犬 (光文社古典新訳文庫)

神を見た犬
著者:ディーノ・ブッツァーティ

訳者・解説:関口 英子

(光文社古典新訳文庫)

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「天地創造」

「コロンブレ」

「アインシュタインとの約束」

「戦の歌」

「七階」

「聖人たち」

「グランドホテルの廊下」

「神を見た犬」

「風船」

「護送大隊襲撃」

「呪われた背広」

「一九八〇年の教訓」

「秘密兵器」

「小さな暴君」

「天国からの脱落」

「わずらわしい男」

「病院というところ」

「驕らぬ心」

「クリスマスの物語」

「マジシャン」

「戦艦《死》」

「この世の終わり」

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どれもいいですね。

ここに収められた短編を読んだだけでは幻想文学というレッテルには違和感がありますが、非常に満足できる短編集。

皮肉っぽいのもありましたが、この作者はなべて人間は善であるという思いで書かれているようにも感じました。