『殉教カテリナ車輪』 飛鳥部 勝則 | たまらなく孤独で、熱い街

『殉教カテリナ車輪』 飛鳥部 勝則

殉教カテリナ車輪 (創元推理文庫)

殉教カテリナ車輪
著者:飛鳥部 勝則

解説:有栖川 有栖

(創元推理文庫)

初版:2001年7月27日

(1998年10月に東京創元社より刊行)

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第九回鮎川哲也賞受賞作。

晩年はひたすら絵を描き続けた末に自殺した画家・東条寺桂。

彼の遺した2枚の絵から主題を読み取ろうとした学芸員・矢部の前に現れたのは、過去に起きた二重密室殺人の謎だった。

というようなあらすじとタイトルに惹かれて購入したのだが、個人的に残念だったのはコアの部分が最近読んだ某作品と似ていたこと。

それにしても絵も描くし小説も書くし、この人は凄いね。