『検死審問ふたたび』 パーシヴァル・ワイルド | たまらなく孤独で、熱い街

『検死審問ふたたび』 パーシヴァル・ワイルド

検死審問ふたたび (創元推理文庫)

検死審問ふたたび
著者:パーシヴァル・ワイルド

訳者:越前 敏弥

解説:西上 心太

(創元推理文庫)

初版:2009年3月27日

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1942年の作。

またまたやってくれましたね、ワイルドさん。

今回も前回に劣らず絶好調です。

特にインテリ色全開のイングリスが出色。

 

今回の検死審問は焼死体。

ネタやトリックは想像の範囲内でしたが、そこへ至るまでに外堀をじわじわと埋めていくかのような、スローカム検死官の(つまりは作者の)腕の冴えよ。