『雷の季節の終わりに』 恒川 光太郎 | たまらなく孤独で、熱い街

『雷の季節の終わりに』 恒川 光太郎

雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)

雷の季節の終わりに
著者:恒川 光太郎

解説:仁木 英之

(角川ホラー文庫)

初版:2009年8月25日

(2006年10月に角川書店より刊行)

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この世と一方的に繫がっている「異界」。

もちろん、我々は見ることも触れることもできない。

書かれてあることだけのイメージだと、よくこれで崩壊せずに維持できているね。

それはそれとして、少年の成長物語としては上手く書かれているとは思う。

だけど、なんか全体の構成が粗いというか物足りなさが残るんだよな。