『扉は今も閉ざされて』 シェヴィー・スティーヴンス | たまらなく孤独で、熱い街

『扉は今も閉ざされて』 シェヴィー・スティーヴンス

扉は今も閉ざされて (ハヤカワ・ミステリ文庫)

扉は今も閉ざされて
著者:シェヴィー・スティーヴンス

訳者:小田川 佳子

後書:小田川 佳子

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

初版:2011年11月25日
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2010年の作。

石持浅海に似たようなタイトルのがあったような。

読み終えればなるほどと(ほんの)少し思わないでもないが、もっと違ったタイトルはなかったものか。

 

突然、見知らぬ男に拉致監禁されレイプされ続けた女性。

この女性が精神科医のカウンセリングで事件のあらましを時系列に話していくスタイルなので、女性が助かったのははっきりしているが、どうやって逃げたか助けられたのかというところも読みどころになるのかな。

すさまじいトラウマになるのは間違いない。

それにしてもこの女性と母との全然かみ合わない会話や考え方が笑ってしまった。

不謹慎だったかな。