『晩年計画がはじまりました』 牧野 修
晩年計画がはじまりました
後書:牧野 修 (角川ホラー文庫) 初版:2011年8月25日 |
近未来の超高齢化社会を舞台にしてるのかと思ったら違った。
牧野修に期待したのはこんなんじゃねーぞ。
そもそも牧野修に何を期待していたのだろう。
この手のはどうしてもご都合主義的なところが見えてしまう。
少しはひねってあったが。
【以下ネタバレ注意です】
個人や集団を自分の思うように都合よく操るというのは、ミステリのトリックに催眠術を使うのと同じように興ざめ。
それに『ストロベリーナイト』でも感じたが、精神病院に入院している患者が好きな時に外出できるものなのかい?