『カーデュラ探偵社』 ジャック・リッチー
カーデュラ探偵社
訳者: 駒月 雅子・他 解説:羽柴 壮一 (河出文庫) 初版:2010年9月20日9-03 |
「キッド・カーデュラ」(1976) (好野理恵訳)
「カーデュラ探偵社」(1977)※
「カーデュラ救助に行く」(1977)※
「カーデュラと盗癖者」(1978)※
「カーデュラの逆襲」(1978)※
「カーデュラ野球場へ行く」(1978)※
「カーデュラと鍵のかかった部屋」(1982)※
「カーデュラと昨日消えた男」(1983)※
「無痛抜歯法」(1959)※
「いい殺し屋を雇うなら」(1960)※
「くずかご」(1973)※
「さかさまの世界」(1962)※
「トニーのために歌おう」(1965)※
※は駒月雅子訳
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カーデュラ探偵ものが8篇と単発が5篇。
表紙からも想像が付くように、「カーデュラ」は「ドラキュラ」のアナグラム。
ドラキュラものは読んだことがないのだが、空を飛んだり銃弾を受けてもかすり傷ひとつ負わなかったり20人力もあるとかは知らなかった。
カーデュラ探偵を通して人間を描いているのだろうけど超人すぎるせいかページ数が短いせいか本数が少ないせいかちょっと物足りない。
単発はどれもいいですね。
特にラストのは。
また文庫で出たら読みたいものです。