『死の接吻』 アイラ・レヴィン
死の接吻
訳:中田 耕治 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 初版:1976年4月30日 (1955年5月にハヤカワ・ポケットミステリより刊行) |
1953年の作。
レヴィンといえば『ローズマリーの赤ちゃん』だが未読。
こちらはデビュー作。
読んでいるとやはり『陽のあたる場所』を連想してしまうが、当然ながら違う。
第1章でイライラさせられ、第2章はイライラしつつも少し意外な展開だったが、第3章ではやっぱりイライラさせられた。
全体的にまだるっこしい感じだが、発表された当時は衝撃があったようだ。