『SFバカ本 電撃ボンバー篇』 岬兄悟/大原まり子・編 | たまらなく孤独で、熱い街

『SFバカ本 電撃ボンバー篇』 岬兄悟/大原まり子・編

SFバカ本 電撃ボンバー篇

SFバカ本 電撃ボンバー篇
編:岬兄悟、大原まり子

(メディアファクトリー)

初版:2002年2月16日
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「かにくい」 佐藤哲也

「RAIN」 藤田雅矢

「宇宙尼僧ジャクチョー」 中村うさぎ

「淫らな指輪と貞淑な指」 岩井志麻子

「闇変身」 岬兄悟

「はぐれ天使 SM派」 大原まり子

「SOW狂想曲」 瀬名秀明

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うーん。

アンソロジーが連続したついでに読んでみたのだが、キビシーねえ。

あちらが厳選されたものだとしても。

 

最初の4篇はそれなりに読めましたが、岬兄悟と大原まり子は相変わらず全然ダメ。

こんな程度で充分でしょうという感じ。

当時は瀕死状態であったであろう日本のSFを盛り上げようとか立て直そうという気構えが全く感じられない。

少なくとも岬兄悟は「SF冬の時代」の戦犯の一人であった(と私は思っている)のに、そのことに気がついていないのか自分は関係ないと思っているのか。