『四十七人目の男』(上・下) スティーヴン・ハンター
四十七人目の男〈上〉
訳:公手 成幸 (扶桑社ミステリー) 初版:2008年6月30日 |
四十七人目の男〈下〉
スティーヴン・ハンター 訳:公手 成幸 (扶桑社ミステリー) 初版:2008年6月30日 |
〈スワガー・サーガ〉第4弾(らしい)。
初めてのボブ・リー・スワガーですが、その経歴といい態度といい行動といい、安心しきって読めます。
逆に言うと、ハラハラドキドキが皆無。
作者がサムライ映画やヤクザ映画(もしかしてポルノ映画も?)などに感化されて書かれたような。
それに、ブシドーやカタナについての薀蓄も書きたかったんでしょうね。
他国のことを間違えて書いたりデフォルメして書いたりはよくあることでしょうから(気がつかないだけで)、舞台が日本と思わずサムライの国ニッポンと思えば楽しんで読めますね。