『天狼星Ⅱ』 栗本 薫
天狼星〈2〉
初版:1990年11月15日 (1987年11月に講談社より刊行) |
当然、前回の続きから始まると思ったら、今回は一転して日舞の「儚げ」で「たおやか」で「美しい」若者がターゲット。
一話完結というわけでもないでしょうが、前巻の凄惨な事件はほとんど無視。
伊集院大介も犯罪方法の推理はしないのですね。
どんなに不可能な犯罪に思えても、直接ではないにせよ関わったのがシリウスだからで済ましてる気がしないでもない。
メインはそこではないとはいえ。
次巻ですべての謎が明らかになる・・・のか?