『メイド・ロード・リロード』 北野 勇作 | たまらなく孤独で、熱い街

『メイド・ロード・リロード』 北野 勇作

メイド・ロード・リロード (メディアワークス文庫)

メイド・ロード・リロード
北野 勇作
(メディアワークス文庫)

初版:2010年4月26日 

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作家名は知らないが表紙買いした人が6割。

そのうち、途中でぶん投げた人が7割。

北野勇作なんて二度と読まねーわい、と思った人が8割、かな。

 

今気がついたが、これと『創生の島』と『境界のRINNE』をレジに持って行ったんだが、レジのおねーさんは表紙を見てどう思っただろうね。

「何このおっさん、気持ち悪い」とかw

 

北野勇作と小林泰三は似たところがあって、愛読者というほどではないのだがたまに読みたくなるし、書店で目に付くとつい気になってしまう。

それでも北野勇作はもういいや、という気になってはいたのだが、帯を見ると今までとは違う北野勇作かいなと思い買ってしまった。

だけどさあ、書き下ろしの依頼が来たってことはせっかくのチャンスかもしれないのに、こんなんしか書けないんじゃダメだよねえ。

なんか、デビュー当時は輝いてたのに次第に面白みがなくなってしまった「かんべむさし」を思い出すぜ。

改めて思う。

北野勇作はもういいや。

でも、もう一冊なにかを読みたい気も・・・。