『スイート・ホーム殺人事件』 クレイグ・ライス | たまらなく孤独で、熱い街

『スイート・ホーム殺人事件』 クレイグ・ライス

スイート・ホーム殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 28-1)

スイート・ホーム殺人事件

クレイグ・ライス

訳:長谷川 修二

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

初版:1976年6月30日

(1957年に早川書房より刊行) 

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今週は何故か帰宅すると眠くなり、読書が進みませんでした。

この本も、読んでも読んでも残りページが減らず。

しかし、中盤からは怒涛の面白さで一気に。

 

おぞましいと言えばおぞましい殺人事件ですが、子供の目から見ることにより悲惨さが薄れて楽しめて読めました。

しかし訳文がすごいね。

菊池光さんも真っ青という古めかしさ。

セーターがスエターでっせ。

 

ところで、これが発表されたのが1944年。

戦争真っ盛りの頃。

日本では「欲しがりません勝つまでは」か。

それなのに、食糧事情も雲泥の差。

負けるわけだわな。