『スイート・ホーム殺人事件』 クレイグ・ライス
クレイグ・ライス 訳:長谷川 修二 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 初版:1976年6月30日 (1957年に早川書房より刊行) |
今週は何故か帰宅すると眠くなり、読書が進みませんでした。
この本も、読んでも読んでも残りページが減らず。
しかし、中盤からは怒涛の面白さで一気に。
おぞましいと言えばおぞましい殺人事件ですが、子供の目から見ることにより悲惨さが薄れて楽しめて読めました。
しかし訳文がすごいね。
菊池光さんも真っ青という古めかしさ。
セーターがスエターでっせ。
ところで、これが発表されたのが1944年。
戦争真っ盛りの頃。
日本では「欲しがりません勝つまでは」か。
それなのに、食糧事情も雲泥の差。
負けるわけだわな。