『伊集院大介の冒険』 栗本 薫 | たまらなく孤独で、熱い街

『伊集院大介の冒険』 栗本 薫

伊集院大介の冒険 (講談社文庫)

伊集院大介の冒険
栗本 薫

(講談社文庫)

初版:1986年8月15日

(1984年8月に講談社ノベルスにて刊行) 

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「殺された幽霊」

「袋小路の死神」

「ガンクラブ・チェックを着た男」

「青ひげ荘の殺人」

「獅子は死んだ」

「鬼の居ぬ間の殺人」

「誰かを早死にさせる方法」

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我ながら意外であったが、栗本薫をまともに読むのは初めてであった。

SFマガジン等で短編をいくつか読んだのも数十年前。

ゴルさんが読書メーターで「世界一魅力的な名探偵」とコメントされていたので読んでみました。

 

この探偵たしかに飄々としているが、殺人事件があっても血なまぐさくなく後味も悪くないのは探偵のキャラのせいか文体のせいか。

先に長編が3作あるようだが、長編を読んだ方がより伊集院の魅力がわかるだろうか。

「袋小路の死神」はバカミス?