『眠りの森』 東野圭吾 | たまらなく孤独で、熱い街

『眠りの森』 東野圭吾

眠りの森 (講談社文庫) 眠りの森
東野 圭吾
(講談社文庫)
初版:1992年4月15日 
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このころから作者は変革し始めていたのか。

どちらかが彼女を殺した』の加賀刑事が出てきますが、他にはどんな作品に出ているのだろう。なんとなくこの刑事気になるので。


で、ここからが私のイメージの貧困なところですが、バレリーナの世界の話しというと、どうしてもスレンダーな美女ばかりを想像してしまう(美男は絶対に想像しないところが、我ながらさすがだ)。


つまり、最近読んだ本の中では出色の、美女ばかり出てくる小説です(笑)。


 

ところが、これが映画になったりドラマになったりすると、「原作とイメージが違う」となってしまうのでしょう(たとえ主役が仲間由紀恵であっても、華原朋美であっても)。


 

ともあれ、主人公の女性に、ラスト、救いがあって良かった。


それさえあれば、他はどうだっていい。