『時砂の王』 小川一水
時砂の王
小川 一水 (ハヤカワ文庫JA) |
- 小川一水の時間SF!
- いや~、楽しみでした。
- そして、あっという間に読んでしまった。
- うーん、満足。
- 正体不明の敵が送り込んでくる兵隊に壊滅させられた地球。
- トリトンまで逃げ延びて、反撃を狙う。
- そして、お互い時間遡行をして相手を殲滅しようとする。
- だが時間を遡るたびに、時間が枝分かれする。
- 過去へ行ったが最後、元の時間には世界には決して戻れないのだ。
- 今生の別れとなる。
- でも、たった1本でも人類が残る時間線があればいい。
- 俺が死んでも、お前が死んでも、人類が生き延びるならそれでいい。
- それでいいのか?
- いくつもの時代で人類は滅亡。
- それを目の当たりにしながら、なおも敵と戦う。
- 敗走に敗走を重ね、ついに西暦248年、日本は卑弥呼の時代で最後の戦いを挑む。
- 勝ち目はあるのか?
- 未来からの援軍はくるのか?
- 小川一水はここでも現場主義ですね。
- あくまでも、敵と卑弥呼軍との戦いを描きます。