『模倣密室~黒星警部と七つの密室』 折原一  | たまらなく孤独で、熱い街

『模倣密室~黒星警部と七つの密室』 折原一 

模倣密室  黒星警部と七つの密室 (光文社文庫) 模倣密室 黒星警部と七つの密室
折原 一
(光文社文庫)
初版:2006年5月20日 
Amazonで詳しく見る by G-Tools
 
「北斗星の密室」(「黒星警部の夜」あるいは「白岡牛」)
「つなわたりの密室」
「本陣計画殺人」(横溝正史を読んだ男)
「交換密室」
「トロイの密室」
「邪な館、1/3の密室」
「模倣密室」
--------------------------------
これも『スイス時計の謎』と同じく10円だったので買いました。
10円とはいえ、この2冊以外に目ぼしいのはなかったのが残念。
折原一も久しぶりに読んだのだが、なんかイメージが違って面食らいましたな。
 
黒星光警部。
なんか某マンガの諸星あたるを思い出しました。
片や密室命、片や女好き・・・・。
 
最初の2編を読んだときは、余りの余りさに本を落としそうになりました^^
こりゃ、悪い意味でのバカミスか~、と。
その後は多少持ち直しましたが、トリックらしいトリックは果たしてあっただろうか?
密室トリックは出尽くしてしまったのだろうか?
密室命と言いながらも、まともに密室に挑戦しないのが黒星警部シリーズなのだろうか?
謎は深まるが、さりとてこれ以上黒星警部モノも、いや折原一作品も読む気になれませんな。
 
え?
お前にはパロディもわからんのかって?
はい、わかりませんが、なにか?
 
(追記)
あれ?
リストに『七つの棺』 があるが・・・・。
読んだ覚えはないが、読んだけど印象に残ってないのか。
うーむ。