『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』 北尾 トロ
裁判長!ここは懲役4年でどうすか
北尾 トロ (文春文庫) |
- 裁判員制度ができようとしている中、このような企画はタイムリーですね。
- まあ私も含めてほとんどの方が裁判所には一生縁があって欲しくないという気持ちでしょうが。
- 著者は毎号取り寄せで購入している(惰性で購入しているとも言う)「ダ・ヴィンチ」に連載を持っていて、たまに読んだりして名前は知っていたので書店でこの本を見つけたときは「ほおー」と買ってしまいました^^
- 裁判を傍聴しその感想を書くという雑誌連載モノらしいですが、いつのまにか著者自身がその面白さに惹かれていく様子が見えます。
- 裁判に勝つか負けるか。
- 究極の人間模様が展開されているのですね。
- 三面記事風ではあるが、内容もとてもスリリングで面白い。
- それに、確信犯は別としても誰でもが被告としてあるいは原告としてまたは証人として裁判所のお世話になるかもしれない。
- たとえば交通事故。たとえば離婚。
- そんな時のために機会があったら裁判所の傍聴に行くのもいいかも。
- でも・・・・。
- できれば裁判所には縁がないほうがいいなあ、というのは私の率直な実感です。