『恐怖記録器(フライトレコーダー)』 北野勇作
恐怖記録器
北野 勇作 (角川ホラー文庫) |
- 飛行のFLIGHTでなく、恐怖のFRIGHTだそうです。
- その記録器なので、フライトレコーダー。
- ま、ダジャレですね。
- 売れない作家。
- やけに家賃の安い借家に引っ越してくる。
- ホラー小説なので、なにかが起こる。
- 以前住んでいた集合住宅。
- その時に編集者に変な仕事を頼まれる。
- おかしなことが起こるのはその時からか。
- ホラーといっても北野勇作ですから、おどろおどろしい文体でなく、サクサク(でもないが)読めます。
- ところが、いつのまにか時間がクシャクシャになり、なにが起きているのか起きていないのかがあやふやになる。
- それはいいけど、ラストのオチは冗談なんですか?
- 怖さがなくなってしまったというか、サービス過剰というか。
- 一応まとまりがついたように説明しなくて、中途半端にほっぽりだすと思ってたのに。