『ウェブ進化論』 梅田望夫
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
梅田 望夫 |
- 序 章:ウェブ社会~本当の大変化はこれから始まる
- 第1章:「革命」であることの真の意味
- 第2章:グーグル~知の世界を再編成する
- 第3章:ロングテールとWeb2.0
- 第4章:ブログと総表現社会
- 第5章:オープンソース現象とマス・コラボレーション
- 第6章:ウェブ進化は世代交代によって
- 終 章:脱エスタブりッシュメントへの旅立ち
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- 1年前の本ですから、すでに古い部分もあるかもしれませんが、興味深く読めました。
- 「インターネット」「チープ革命」「オープンソース」という三大潮流が物凄い勢いで進んで行き、さらにこの先なにが起こるか、あるいは起こらないか、全くわからない。
- もしかして、、日本だと昭和生まれの人間より、平成生まれの人間が「革命」を起こすかも。
- グーグル。
- インターネットの「あちら側」の情報発電所ですか。
- グーグルが用意した膨大で安全な情報の海で泳ぐなら、PCでなく単なるアウトプットする装置でもいいわけですね。
- これを読むと、ビル・ゲイツはすでに過去の人みたいな印象を受けてしまいます。
- ロングテール(長い尻尾)。
- アマゾンは恐竜の頭(売れ筋)より、尻尾(1点1点はあまり売れないが点数はやたらと多い)でかなり売上を上げている?
- たしかに、ベストセラーなら本でもなんでも店で買えますが、ちょっと専門的なものやマニアックなものは探すのが大変です。
- が、アマゾンならすぐに見つけられますねえ。
- アマゾンを本以外で利用したことはありませんが、重宝してます。
- 「高速道路論」
- 羽生さんはITにあまり関心がない印象ですが、さすがに本質を見極めているような。
- 「将棋が強くなるための高速道路が一気に敷かれた」
- これは「なるほど」ですね。
- 本や新聞からしか情報が得られない頃に比べたら、今は雲泥の差があります。
- しかし、それだけでなく。
- 「高速道路を走り抜けた先では大渋滞が起きている」
- そうなんだ。
- 皆がある程度までは同じように強くなれる(羽生さんは奨励会の二段までと言ってます)。
- でも、そこから先に抜けるのがなかなかできないし、あとからあとから高速道路でやってくる。
- もの凄い渋滞ですね。
- 私は途中のサービスエリア(今は、ハイウェイオアシスですか)で休んでますので、渋滞には縁がないですが(^^
- 他にも興味を惹くところが多々あり、手元に置いて何度でもパラパラと読みたくなる本です。