『龍の館の秘密』 谷原秋桜子
龍の館の秘密
谷原 秋桜子 |
- 「龍の館の秘密」
- 「善人だらけの街」(短編)
- -------------------------------
- 前作で、武熊から紹介されたバイトでひどい目にあった美波だったが、武熊に文句いうと違うバイトを紹介してくれた。
- こんどは、立っているだけで1日2万円!
- それは托鉢!
- 「アジア留学生を支援する会 東京支部」へ行き、そこで法衣を着て新宿駅でお経のテープを流しながら托鉢をするが、あまりの熱さにぶっ倒れてしまう美波。
- その夜、留学生たちと宴会をするうちに、なぜか京都の本部に行くことに。
- 翌日、本部に着くと、またまたなぜか西遠寺かのこも到着。
- 招待を受けて佐伯龍之助画伯の絵画などを見学にきたようだ。
- その佐伯画伯の生家は、龍をモチーフに画伯が創作したものがいろいろあり、またいたるところにトリックが仕掛けられているとか。
- そして、またまた殺人事件が!
- 美波の証言がおかしいと、またも疑われてしまう。
- 京都では修矢の助けも得られないままなのか?
- 危うし、美波。
- 「善人だらけの街」も短編ながら濃いですね。
- 極端に言えば、一字一句読み飛ばしてはいけません。
- 至るところに伏線が散りばめられています。
- そうと知らずに読んでしまいましたが・・・・・・。
- それにしても、またも武熊のバイト話しでひどい目に遭う美波。
- 学習能力がないのか、人がいいのか(^^
- さらに新作もでるようで、楽しみです。