『鉄子の旅』(1) 菊地直恵/横見浩彦 | たまらなく孤独で、熱い街

『鉄子の旅』(1) 菊地直恵/横見浩彦

鉄子の旅 (1) (IKKI COMIX) 鉄子の旅 (1)
菊池 直恵, 横見 浩彦
(小学館・イッキコミックス)
初版:2005年1月1日 
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「久留里線全駅乗下車」
「130円・一都六県大回り」
「東京-鹿児島2泊3日鈍行の旅」
「長野電鉄「木島線」最終日」
「土合・湯檜曽・・・鉄子流デートコース」
「大垣夜行で行く有田&紀州鉄道」
「岩手県の自然を味わう旅」
「銚子電鉄全駅乗下車」
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「テツ」というのは、鉄道オタクのことらしいです。
でも、テツといっても電車が好きな人、駅が好きな人、写真を撮る人、切符を集める人、グッズを集める人など、さまざまのようです。

月館の殺人 』で知ったのですが。

 
これは漫画家の菊池直恵さんが、トラベルライター(テツとかオタクと言われると怒る^^)横見浩彦さんの企画でいろいろな旅をするものですが、さすがテツだけあって企画が半端じゃありません。
 
上の各話のタイトルを見ただけでも凄いですね。
たとえば、全線乗下車といっても、電車が止まっているときにホームに降りるだけではなく、ちゃんと下車して次の電車に乗るのです。
1駅1駅順番に下車乗車するのかと思いましたが、上下線を上手に使って行ったり来たりするんですね。
ここは「へえ~」でした。 
 
130円で一都六県大回りはなにかというと、「大都市近郊区間内のみ利用の特例」として、この区間内なら同じ駅を2度通ったり途中下車しなければどのコースで回って隣の駅で降りてもいいそうです。
またまた「へえ~」です。
 
しかし、鹿児島まで鈍行で行くとか、とても私には行動不可能な企画ばかりですね。
ですが、こういうのを読むとなんとなく楽しい^^ 
 
そうそう、一番受けたのは「レースクイーン」ならぬ「レールクイーン」ですね^^