『神様のパズル』 機本伸司
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神様のパズル
機本 伸司 (ハルキ文庫) |
- いや~、参りました。
- 見た目は、学園青春モノ。
- 実態は、ハードSF!
- 人工授精で生まれた天才少女、穂瑞沙羅華。
- 4歳で微積分を理解し、9歳で粒子加速器の基礎理論を発表。
- 16歳で大学4回生。
- しかし、天才ゆえの悩み(周りはみんなバカ^^)やイジメもあっただろうね。
- 今はやや引きこもり。
- この小説の語り手は綿貫基一。
- 一浪しての4回生だがダメ学生で、就職はおろか卒業すらも難しい。
- その綿貫が何の因果か穂瑞をゼミにつれてくるように請われ、老聴講生からヒントを得て穂瑞にぶつけたのが「宇宙は作れるか?」
- 国家プロジェクトの研究施設“むげん”。
- その近所のお百姓の婆さん。
- いろいろ巻き込んで(綿貫は巻き込まれて?)いく。
- 宇宙って作れるの?
- 作れたから、ここに我々がいる?
- だったら、人間にも作れるの?
- また、16歳の多感で早熟な天才少女にとって「宇宙を作る」とは何を意味するのか?
- SFファンならば、いやSFファンでなくても読んでみる価値は十分にあると思います。