『こちら、郵政省特別配達課!』 小川一水 | たまらなく孤独で、熱い街

『こちら、郵政省特別配達課!』 小川一水

こちら、郵政省特別配達課! 新版 (ソノラマノベルス) こちら、郵政省特別配達課!
小川 一水

(ソノラマノベルス)

初版:2005年12月30日

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まあ、詳しい書評はスクラップブック(今は「みんなのテーマ」?)で、ペトロニウスさん のを読んでもらうとして。

 

「どんなものでもいつでもどこでも、格安の料金でお届け」する郵政省の切り札が「郵政省郵務局特別配達課」、通称:トッパイ。

学生時代の恩師で、今はトッパイの課長・和光の誘いで憧れの郵政省本庁にやってきた八橋鳳一が、公用車のランボルギーニ・カウンタックLP5000をぶっ飛ばして乗る桜田美鳥に偶然行き会い、和光がいるトッパイの現場に着くまでは、まさに爆笑ものですね。

「オフィス。パソコン。エリート」と思っていたのが、弁当の買出しやら土方ですから。

しかし、八橋はめげない。

むしろ現場の方が向いているようだ。

最初の仕事は、家を丸ごと運送。

その後も徹頭徹尾、現場ですね。

まったく熱いぜ。

熱い話は大好きじゃ。

 

なんでも運ぶ郵便事業の切り札「特別配達課」ですが、郵政民営化がなかったら、どうなったでしょう。

採算を全く無視して続いていたのか、それでもコスト意識の中で縮小されたのか。

気になります。


(追記・1)

こんな記事を「みんなのテーマ」におくるのは恥ずかしいな^^

でも、小川さんの本だから、ね♪

 

(追記・2)

そういえば、小川さんで思い出したけど、たしか11月の初めに『妙なる技の乙女たち』目当てで「アスタ」の定期購読を申し込んで送金したのだが、ちっとも送ってこないな。

振り込み票に住所氏名を書くのを忘れてたりして^^;

ただひと言えるのは、ポプラ社のイメージが急降下したことだね。