『春期限定いちごタルト事件』 米澤穂信 | たまらなく孤独で、熱い街

『春期限定いちごタルト事件』 米澤穂信

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫) 春期限定いちごタルト事件
米澤 穂信
(創元推理文庫)
初版:2004年12月24日 
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はあ?
目指せ、小市民の星?
なんじゃ、そりゃ。
嫌なことはしたくない、巻き込まれたくない、平々凡々に暮らしていきたいってことか?
ふざけるな、と言いたい。
 
中学の頃に何があったのか知らないが、そんな事を約束する時点ですでに「小市民」失格だし、どうみても才能ある者がない者をバカにしているとしか思えない。
バカにしていないなら見下している。
そもそも探偵もどきが嫌なら、やらなければいい。
やる以上は『名探偵に薔薇を』の瀬川みゆきのように覚悟を決めろ。
ああ、小市民になる覚悟をしているのか。
 
お前には青春の痛みが分からない?
少なくとも、こんなヒネた少年の痛みは分かりません。