『完全犯罪-フェアリー』 萩尾 望都 | たまらなく孤独で、熱い街

『完全犯罪-フェアリー』 萩尾 望都

完全犯罪―フェアリー (PFコミックス)

完全犯罪―フェアリー
萩尾 望都

(小学館・プチフラワーコミックス)

初版:1988年11月20日 

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〈収録曲〉
「冷血(コールド・ブラッド)」
「ランデヴー」
「悲しき愛奴(サーファー)」
「この夜にさよなら」
「三つ数えろ」
「ジャンキーズ・ロックンロール」
「フェアリー(完全犯罪)」
「№1のバラード」
「GOLD」
「東京の冷たい壁にもたれて」
「悪夢」
「悪いうわさ」
「かりそめのスウィング」
「クール・イブニング」
「聖夜」
「東京の一夜」
「翼あるもの」

「ナイト・ウェイブ」
「ダニー・ボーイに耳をふさいで」
「荒野をくだって」
「キラー・ストリート」
「奴(ギャンブラー)」
「地下室のメロディー」
「胸いっぱいの愛」
「思春期」
「夜にもつれて」
「漂泊者(アウトロー)」
「円舞曲(ワルツ)」
「そばかすの天使」
「レイン 」

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(2008.12.3)

仕事帰りに、ふと甲斐バンドの「そばかすの天使」のメロディが浮かんだので、さっそく再読。

やっぱ、モト様はいいねー。

ところがこの本、71ページから102ページが退色しとるというか、黄ばんでるじゃないか。

ちゃんと紙質もチェックしろよ、小学館。

G-TOOLSで画像も見つかったので、記念に再アップ。

以下は過去記事です。

 

(2006.2.4) 

アガサ・クリスティを読んで以来のミステリーファン。
『ウエストサイド物語』を見て以来のミュージカルファン。
甲斐バンドを聞いて以来のその音楽ファン。
であります萩尾望都が3つを掛け合わせて描いた珠玉のミュージカル・ミステリ♪
隠れた傑作ですね。

 
ミュージカル『GOLD』のスポンサー会社の重役、小香賀小次郎。
その娘、征子。
小さい時に両親を亡くし、その弟の小香賀家で育てられた小香賀一人は『GOLD』のプロデューサー。
『GOLD』の主役に抜擢された河合類。
『GOLD』の元主役、七曲光介。
光介の恋人で、自殺(?)した千舞花夜子。
謎の少女、三田妖子。
 
物語は、花夜子のマンションに類が呼ばれて駆けつけるところから始まる。
花夜子は自殺か?他殺か?事故死か?
花夜子が偶然出会ったという、7年前の恋人とは?
妖子は何もの?
目くるめく人間模様。
そして『GOLD』のゲネプロ(初日前日の総稽古)の日。
それぞれがそれぞれの思いや野望を秘めて幕が開く・・・・・・。