『編集者T君の謎』 大崎善生 | たまらなく孤独で、熱い街

『編集者T君の謎』 大崎善生

編集者T君の謎―将棋業界のゆかいな人びと
編集者T君の謎―将棋業界のゆかいな人びと
大崎 善生
(講談社)
初版:2003年1月23日


 

『聖の青春』や『将棋の子』を書いた著者の初エッセイだというので期待して読んでみました。

2002年に『週刊現代』に書かれたものを、テーマ別に編集してあります。


正直、面白くありませんね。

元『将棋世界』編集長ですから、もっと興味が湧く話もあるかと思いますが、なんだかありきたりの話に終始している印象でした。

ゴシップなどを期待したわけでもないですが、フリークラスの件などで将棋連盟に突っ込むところはドンドン突っ込んで欲しかった。

まあ、一般雑誌に掲載ですから、あまりマイナーな話題の連続は避けたというところでしょうか。