よさげな話の裏には...?
[よさげな話の裏]
知らない人にはショッキングですが、全て事実です。
よく「○○ちゃんを救う会」という組織が「○○ちゃんの心臓移植をアメリカで受けるのですが3億円かかります。みなさま、助けてください」などとやっています。
このうちの1-2億円は何に使われるか知ってますか?
病院が、今にも手術を待っている患者さんをジャンプして、お金をいっぱい出した人を優先させるための費用なのです。
これをデポジットといいます。
実際の手術費用は大抵3000万円位。
それでさえお金持ちしか受けられない費用ですが、アメリカの医療は完全なビジネス。病院も日本人なら金を出すからということで、近年、どんどんデポジット費用が上がってきています。
金出せば手術を優先的に受けられる...その裏では、ギリギリ手術のお金しか出せなくて、毎回日本人に飛ばされて、死んでいってる子どもたちがいるんです。
わかりますか? ひとり助けたつもりが、ひとり落とされているんです。プラマイゼロです。儲かるのはアメリカの病院と、その費用を組織的に動かして中間マージンをとっている人たち。この問題はアメリカやドイツでも批判を受けています。そりゃそうですよね、自国の子どもを飛ばしてまで、金持ちの子どもだけを助ける病院ですから。もちろんほとんどはメディアにも知らされなく、自国で待っている子たちには「まだ君に適合する心臓がみつからないんだ」と説明しているでしょう。
WHOもこのようなやり方はやめた方がいいと勧告していますが、アメリカの医療は金持ち優遇の完全なビジネスですから、多分。今後も変わりません。このあたりのことを調べてみたい人は「医産複合体」というキーワードで検索してみてください。アメリカの医療の実態と、今後日本に入ってきてしまうかもしれない事実に驚愕と不安をおぼえることになるでしょうが。
そうそう、TPPが入ってくれば、そのうち日本の医療費もアホみたいに上がりますから、金持ちしか高度な医療は受けられなくなる可能性が高いんですよ。
もし○○ちゃんのために集めた3億円があれば、発展途上国の飢餓や伝染病で死んでいく何千人何万人もの子どもが救えます。予防接種なんて数十円とか数百円なんです。それでアフリカの子たちなんて数万人以上助けられます。
日本の中でも、医療費が払えなくて入院できなくて死んでいく貧困家庭の子どももいます。もしその子と両親を動画で撮影して見せたら、○○ちゃんだけでなく、その子にも寄付しますか? いくらでもいますよ、そういう辛い病気に苦しんでいる子。○○ちゃんに寄付した人、企業のみなさんはそういう子みんなに寄付するんですか?
○○ちゃんやご両親の必死になって訴える映像を見せられたりしたら、誰もが「助けてあげたい」と思うでしょう。しかし、そのお金のために、あとに回されて死んでしまう子もいることを考えて下さい。
臓器移植というのは、適合性などの問題もあり、なかなか順番が回ってきません。待っている人はいっぱいいるんです。ほとんどが間にあわなくてお亡くなりになってしまいます。日本でもほとんどのケースで同じような移植はできます。しかも数百万円の範囲です。しかし、待ち時間が長いし、金で優先的に解決...というのは道義上許されてません(一部ではあるという話も聞きましたが)ので、海外に行くんです。
目の前に見えていることだけしか見てないと、真実を知ることはできないものです。
それを知った上で、○○ちゃんだけを助けたいというのなら、それはそれでいいでしょう。助かったという朗報を聞いて喜ぶのもいいでしょう。
あの手術を受けていれば助かったのに、日本人にジャンプされて間にあわなくて死んじゃった3歳のジェニファーちゃん(テキトウな名前です)のことは知らないんですから、喜びだけが残るでしょう。
それはただの偽善と自己満足だと、ぼくは思います。
そして、アメリカの医療ビジネスが、金持ち日本を虎視眈々と狙ってTPPに恐ろしい事項を盛り込んできていることも、あまり知られてませんよね。それに関しては長くなるので知らない方はご自身で調べていただければと思います。
ひとつの事象の裏には、いろいろな闇が隠されているんです。
それを知ることはぼくらの権利でもあり、知らなければいけないことでもあるんですが、知ろうともしない人々、隠そうとするメディアがほとんどですから、伝えていくのは難しいですね。
毎度ながら「5秒ほどお時間を下さい」コーナーです(笑)。下のボタンをクリックだけでもしていただけると嬉しいです。
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知らない人にはショッキングですが、全て事実です。
よく「○○ちゃんを救う会」という組織が「○○ちゃんの心臓移植をアメリカで受けるのですが3億円かかります。みなさま、助けてください」などとやっています。
このうちの1-2億円は何に使われるか知ってますか?
病院が、今にも手術を待っている患者さんをジャンプして、お金をいっぱい出した人を優先させるための費用なのです。
これをデポジットといいます。
実際の手術費用は大抵3000万円位。
それでさえお金持ちしか受けられない費用ですが、アメリカの医療は完全なビジネス。病院も日本人なら金を出すからということで、近年、どんどんデポジット費用が上がってきています。
金出せば手術を優先的に受けられる...その裏では、ギリギリ手術のお金しか出せなくて、毎回日本人に飛ばされて、死んでいってる子どもたちがいるんです。
わかりますか? ひとり助けたつもりが、ひとり落とされているんです。プラマイゼロです。儲かるのはアメリカの病院と、その費用を組織的に動かして中間マージンをとっている人たち。この問題はアメリカやドイツでも批判を受けています。そりゃそうですよね、自国の子どもを飛ばしてまで、金持ちの子どもだけを助ける病院ですから。もちろんほとんどはメディアにも知らされなく、自国で待っている子たちには「まだ君に適合する心臓がみつからないんだ」と説明しているでしょう。
WHOもこのようなやり方はやめた方がいいと勧告していますが、アメリカの医療は金持ち優遇の完全なビジネスですから、多分。今後も変わりません。このあたりのことを調べてみたい人は「医産複合体」というキーワードで検索してみてください。アメリカの医療の実態と、今後日本に入ってきてしまうかもしれない事実に驚愕と不安をおぼえることになるでしょうが。
そうそう、TPPが入ってくれば、そのうち日本の医療費もアホみたいに上がりますから、金持ちしか高度な医療は受けられなくなる可能性が高いんですよ。
もし○○ちゃんのために集めた3億円があれば、発展途上国の飢餓や伝染病で死んでいく何千人何万人もの子どもが救えます。予防接種なんて数十円とか数百円なんです。それでアフリカの子たちなんて数万人以上助けられます。
日本の中でも、医療費が払えなくて入院できなくて死んでいく貧困家庭の子どももいます。もしその子と両親を動画で撮影して見せたら、○○ちゃんだけでなく、その子にも寄付しますか? いくらでもいますよ、そういう辛い病気に苦しんでいる子。○○ちゃんに寄付した人、企業のみなさんはそういう子みんなに寄付するんですか?
○○ちゃんやご両親の必死になって訴える映像を見せられたりしたら、誰もが「助けてあげたい」と思うでしょう。しかし、そのお金のために、あとに回されて死んでしまう子もいることを考えて下さい。
臓器移植というのは、適合性などの問題もあり、なかなか順番が回ってきません。待っている人はいっぱいいるんです。ほとんどが間にあわなくてお亡くなりになってしまいます。日本でもほとんどのケースで同じような移植はできます。しかも数百万円の範囲です。しかし、待ち時間が長いし、金で優先的に解決...というのは道義上許されてません(一部ではあるという話も聞きましたが)ので、海外に行くんです。
目の前に見えていることだけしか見てないと、真実を知ることはできないものです。
それを知った上で、○○ちゃんだけを助けたいというのなら、それはそれでいいでしょう。助かったという朗報を聞いて喜ぶのもいいでしょう。
あの手術を受けていれば助かったのに、日本人にジャンプされて間にあわなくて死んじゃった3歳のジェニファーちゃん(テキトウな名前です)のことは知らないんですから、喜びだけが残るでしょう。
それはただの偽善と自己満足だと、ぼくは思います。
そして、アメリカの医療ビジネスが、金持ち日本を虎視眈々と狙ってTPPに恐ろしい事項を盛り込んできていることも、あまり知られてませんよね。それに関しては長くなるので知らない方はご自身で調べていただければと思います。
ひとつの事象の裏には、いろいろな闇が隠されているんです。
それを知ることはぼくらの権利でもあり、知らなければいけないことでもあるんですが、知ろうともしない人々、隠そうとするメディアがほとんどですから、伝えていくのは難しいですね。
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