タイでのロングステイ、言葉・予算など多数課題はありますが、病院も大きく気になるところです。


病院の質は大丈夫か?言葉はどうするのだろうか?症状をうまく伝えられるだろうか?治療代はどのくらいかかるのだろうか?


沢山気になる事がありますね。


まず有名な病院を挙げておきますね。

①サミティベート病院

②バルムンラート病院

③バンコク病院

④ラマ9世病院


どこも一流です。バンコク病院はタイ全土に展開しており、マクドナルド的な安心感(どこに行っても一定のクオリティーが約束されている)がありますね。


そのバンコク病院のカフェの様子。



日本人受付のある棟の入り口




次に医師の質ですが、非常に良好です。お金持ちのアラブ人が日本まで来ないのは、医療ツーリズムがバンコクで止まってしまうから。質がいいなら近い方を選びますね。


日本の地方個人医院などよりは、ずっといい感じです。


次は言葉の問題ですが、まず各病院には日本人受付窓口があり、日本語で受付できます。受付の場所が解らない場合は、その辺のスタッフ・警備員・掃除のおばさんにでも「コン イープン カップ」(日本人です)と言えば、日本人受付まで案内してくれます。


医者に話をする時は、テレビ電話で通訳を通じて話すか、専門の通訳が付き添います。テレビ電話の方は通訳者の通訳レベルに多少ばらつきがありますが、おおむね大丈夫です。


最後に費用ですが、診察と薬代の合計で、おおよそですが日本で保険がきいた時と同等か、若干高いレベルです。普通の日本人なら払えないほど高額と言う事は無いと思います。


ただし、手術して入院となると少し話が違います。

参考までに実例をあげておきますね。


大怪我をして100針縫い入院したた。 25万B(75万円)

肺炎で5日入院した。 7万B(21万円)


どうも、手術が入ると高額になるようです。


参考


日本で保険に加入する場合は、同じ病気では2度目は出ないなどという規約があったりする事が多いらしいので、そこのところはしっかり確認してください。

どうもタイ国内で、日本の保険会社に入る方が有利なようです。

僕が調べた時は普通レベルのもので、年間4万B(12万円)くらいのようでした。


参考2


タイの建築物は、ほぼ全て「地震を全く想定しておらず」、どうも病院もそのような感じです。全体に見栄えを良くするために、壁面にガラスを多用しています。

建物も大きさの割に柱が細く、太く見える柱も中が空洞になっている物が多く、柱の飛び(間隔)も広いです。

日本では、病院や学校は災害時の避難場所になっていますが、タイでは病院自体が被災場所になる可能性も高いです。

大地震の場合は、避難先の予定地として病院を入れておくのはオススメ出来ません。

大災害時は、出来るだけ早い国外脱出か、どうにもならない場合は、大型の公園に一時避難するのが望ましいと思います。