毎年2回、クイーン・シリキット・コンベンション・センターで開催される住宅フェスティバルに行ってきました。


かなり大規模のイベントで、ブースの数は数百。小学校の体育館2つ分くらいの床面積に多数の会社がセールスを展開していました。今回は前回が盛況だったため、急遽臨時開催されたようです。


エリアは、バンコクだけでなく、パタヤ・プーケット・チェンマイなどタイ全土にわたっての物件を取り扱っていました。



増成忠治の競売日記&バンコク不動産


予告していた通り、供給過剰なエリアであるパタヤビーチの物件の値引き合戦がスタートしました。

個人的には、タイの不動産は下値が底堅いと思っていますが、パタヤは別格です。開発規制が無いため、マンションが建て放題で、建築後半年経っても物件の半分以上が売れ残りという完全なる供給過剰状態です。(昨年9月の時点)

このままいけば投げ売り合戦になるやもしれません。

売れ残り多数なのに、現在まだまだドンドンガンガンマンションを建てています。


少し注意点と言うか、アドバイスをさせていただくと、投げ売りになったら買おうと思っている場合は、「いい部屋は買えない」と思ってください。

とにかく長期ステイとか、老後を過ごす自己物件で立地や階数を問わず、安ければいいという場合のみ投げ売り物件可能です。

いくら供給過剰でも、その物件の中でいいポジションにある物件は早い時期に売れてしまいます。

ですから、投資用などの物件の場合は、値引きの始まった今から投げ売り合戦が始まる直前までが勝負です。

日が当たらない・海が見えない・騒音が激しいなどの場合は、いくら安く買えても転売時に「買い手がいない」という事態になります。


長期を見ればタイ国民の所得増加に合わせて、物件の価格はパタヤでも上がると思います。


ただ、いい物件を選ぶとなれば値崩れに強く、将来も価格が上がるエリアを選ぶ必要があります。


現時点でタイ国内において最も強いのは「プーケット」です。私もコンドホテルを所有しています。

ポイントは

①開発規制があって、乱開発が不可能である。

②絶対的人気と知名度が高い。

プーケット国際空港のキャパは年間に640万人程度。しかし、昨年の時点で年間800万人以上の旅客利用があり、今年は1000万人を超えると言われています。

プーケット・パタヤとも何度も足を運んで詳しく調査していますので、案内が必要な時は声をかけてください。