U-17女子ワールドカップ決勝。

 

前半から引いた北朝鮮を日本が押し込み、カウンターで危険な場面も何度かありましたが、最後のところで惜しくもネットを揺らせず・・・

 

 

90分で決着はつかず、PK戦へ。

 

 

GKの田中桃子選手がコースを読んで止めそうな場面も何度かありましたが、結果は4−5。


日本は準優勝となりました。

 

 

昨年のU-16女子アジア選手権( U-17女子ワールドカップアジア予選)ではグループステージで引き分け、決勝では0−1で敗れている北朝鮮。

ただ、この試合では、チャンスの量、質、ともに日本が上回っていた印象です。

 

本当にあと一歩、というところでした。

 

 

昨年から今年にかけて、親善試合で2度敗れているアメリカをグループステージで下し、前回大会の決勝戦の相手でもあるスペインを準決勝で下し、2大会連続の決勝戦へ。

 

 

毎試合、ローテーション制を敷きながら、結果的に21人全員が起用され、総力戦で戦い抜いたリトルなでしこ。

1試合ごとに頼もしさを増していきました。

 

 

決勝の相手、北朝鮮のプレッシャーはこれまでの相手とは明らかに違いましたが、そのプレッシャーを利用したパスの強弱や狭いスペースのギャップをついた駆け引きに、その成長が表れていたように思います。

 

2大会連続の決勝進出、そして、世界が注目する舞台で日本らしいサッカーを表現できたことは、とても大きな経験になったでしょうね

 

 

中でも、唯一のフル出場で、前回大会の優勝経験者でもある、キャプテンで10番の長野風花選手の存在感はこの試合でも際立っていました。

相当なプレッシャーだったと思いますが、落ち着いた表情とプレーが頼もしかったです。優勝チームではありませんが、今大会のMVPに選ばれたことは、とても誇らしいです花

 

 

ここから、2020年の東京五輪でなでしこジャパンに入るメンバーが出てくることにも期待したいです。

 

 

本当に、お疲れ様でした!と、21人の選手達、そしてチームを支えた関係者、スタッフの皆さんにねぎらいの言葉をかけたいですね。

 

 

この後は、上の世代のヤングなでしこ(U–20女子日本女子代表)が11月13日にパプアニューギニアで開幕するU-20女子ワールドカップに臨みます。

 

U-17世代とはプレッシャーや組織力なども変わる中で、悲願のタイトルを勝ち取って欲しいですね王冠王冠王冠