facebookもツイッターもやってない友達に連絡したくなる。
あとがき、にもあったけど、
枠の外っ側で読んでた自分が、
後半、首根っこ掴まれて一気に当事者として差し向けられる。
投影。
思い当たるフシが少なからずあるから、
登場人物の動きに、
協調し、憧れ、感嘆し、怒りを覚え、軽蔑し、そして自分自身のどっか綺麗じゃない部分が嫌になるんだと思う。
なんなんやろうね。
他人の評価なんて、人それぞれで、
客観的なデータとかじゃなく、評価する人の感情や感じ方で簡単に変わるものと感じる事のあった、近頃。
それでも、結局は、その不透明な他人の評価ってものに頼って生きなくちゃいけない現実がちょっとだけ嫌になる。
いや、
何の為に、誰の為に仕事してんのか。
何の為に、誰の為に活動してんのか。
ハッキリと、きっちりと、
パーセントで区分けするのは難しいけど、
大切にすべきなのは、
いまここにある生活と、家族なんだということ。その事に改めて気づかされた気がする。