光陰(こういん)
過去を振り返ると、そこには、幼少の時代、青春時代、新米の社会人時代、組織の中堅で活躍した時代、そして、更に、時間が経過した現在。
過ぎ去った時間を振り返ると、時の流れが生み出したモノは、今、目の前にあると気づきます。光陰(こういん)矢の如し。宇宙空間における光の速度は、一秒間、30万キロと言われています。理解しがたいスピードですね。人生も、そんなもの。光(こう)とは、目に感ずる現象、照らす、栄えあることetc.のような意味。また、陰(いん)は、人に知れないもの、陰にこもる、積極的でないものetc.の意味です。
光陰(こういん)とは、月日のことを意味しますが、「光」は太陽、「陰」は月。光陰矢の如しとは、月日の経つのは速いという例えでもある。
過去を振り返る事に、それほどの意味はない。人生の足跡を辿るだけの話かも知れない。しかしながら、一生懸命走り抜いてきた結果である、今の自分を見つめ直したら良い。
これからの未来に対して、今の自分の立ち位置を起点に、どう立ち向かっていくのか、冒険心をもって、心浮き立つような未来を期待したい。